お客様の声

CUSTOMER’S VOICE

自動車部品の開発から製造、品質保証まで一貫したモノづくりを担うフタバ産業様。国内トップクラスのシェアを誇る排気系部品をはじめ、ボデー骨格部品、サスペンション部品、燃料系部品など、幅広い自動車部品を手がけています。メーカーとしての強みはプレス、溶接、メッキなどの8つのコア技術。近年では、このコア技術を活かして、HV車向けの環境系部品の開発や、自動車部品以外の分野に向けた開発にも力を入れています。

自動車部品メーカーであるフタバ産業様の主な採用ターゲットは機械・電気電子系の学生。加えて、大きな変革期を迎えている自動車業界において常識に囚われない開発を進めるために、社内に新しいエッセンスを加えてくれるような幅広いジャンルの知識を持った学生を必要としていました。そこで必要となる母集団形成の一助として、学生と早期に接触する機会を作るインターンシップワークをご提案させて頂きました。

フタバ産業株式会社

従業員数 3,312名(2018年3月現在)
所在地 愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1
事業内容

自動車部品事業
情報環境機器事業
外販設備・金型事業

採用目標 50名程度(理系40名事務系10名)(2020年度)

Q

なぜアドバHRSを選んだのですか?

前年度の採用活動で当社が苦戦したのが母集団の形成です。その原因を分析すると、早期の段階で多くの学生と接触できていなかったことが課題の一つとして見えてきました。そこで、インターンシップ開催を検討し、いくつかの業者様からインターンシップワークのご提案を頂きました。そのなかで、既存のインターンシップワークに当社のコンテンツを当てはめるのではなく、どこよりも当社の強みを深く理解したうえでゼロベースからワークを構築してご提案頂いたのがアドバHRSさんでした。課題解決のためにあくまでも最善策を追求する姿勢が社内でも評価が高く、選ばせて頂く決め手となりました。

Q

どんなサービスを提案されましたか?

ワークを通じて当社事業の本質を知ってもらえるインターンシップです。当社の強みは、創業より自動車部品の開発・製造で培ってきたプレス、溶接、メッキなどの8つのコア技術です。しかし、今後自動車の電動化が急速に進むと言われるなかで、当社の事業内容は「排気系自動車部品」がメインのため、時代にそぐわないイメージを学生に持たれてしまうケースが多いのです。しかしそうではなくて、電動化の本質を理解してもらうと同時に、仮に電動化が進んだ際もフタバ産業のコア技術があれば問題なく対応できること、さらにそれ以上のものを生み出せることを学生には伝えたい。ただ、それを単純に言葉にしても伝わりません。だからこそワークに取り組むなかで、自然とフタバ産業のコア技術について深く理解できる仕掛けを作りたかったのです。
正直に言うと、最初に頂いたご提案は当社が伝えたい技術力についてまだまだ足りない部分があると感じました。しかし、その後も粘り強くヒアリングを重ねて頂き、完成したワークが『フタバ産業のコア技術を使って未来に役立つ新規事業を企画する』というもの。「これからの時代に必要とされるモノづくりに、当社のコア技術がどのように活かせるか」という視点から、企画を立てていく工夫が随所に盛り込まれていました。学生にはワークに取り組む過程でコア技術を深く理解すると共に、当社の将来性を感じてもらえたと思います。

Q

実際おつきあいしてみてどうでしたか?

ひとつ一つの要望に対して真摯に対応して頂ける印象を持ちました。今回のワークを構築する過程でも、互いに細部まで徹底して議論できたことがより良いインターンシップワークを作り上げたと思います。結果としても、当社が初めて開催したインターンシップにも関わらず、今まで出会えなかった層の理系学生と早期接触が図れたこと、そしてフタバ産業の強みを深く理解してもらう当初の目標は達成できたと感じています。そして、実際に運営してみたことで「もっとワークに取り組みやすくなる流れをつくりたい」「もっと多くの学生との接点を増やしたい」など、さらにブラッシュアップしていきたい課題点も見えてきました。来年度の継続実施に向けて、アドバHRSさんからの助言も頂きながら、インターンシップの質をさらに高めていけたらと思います。
インターンシップを開催したこともあり、2020年卒向けの採用活動は良いスタートを切れたと感じています。しかし、経団連の就活ルールの変更に伴い、依然学生の動きは読みにくく、気の抜けない状況が続きます。だからこそ、採用のプロフェッショナルであるアドバHRSさんには、新卒採用のトレンドや学生への有効な打ち手について、これまで以上にアドバイスを頂きたいと思っています。今後も是非よろしくお願いします。