お客様の声

CUSTOMER’S VOICE

「相互扶助の精神のもとに農家の営農と生活を守り高め、よりよい社会を築く」ことを目的に、幅広い事業を展開するあいち海部農業協同組合様。愛知県の尾張西部地域のお客様(組合員)1万6000人のくらしを支えています。営農や生活の指導、生産資材・生活資材の共同購入や農畜産物の共同販売などの事業を行うほか、金融・保険事業も展開しています。

組合員の高齢化が進む近年は、組合員の健康、高齢者福祉、円滑な世代交代など、くらしに関する相談ニーズに対応するため、相続・事業承継支援をはじめとした総合的な相談対応の強化に取り組んでいます。時代のニーズの変化を捉え、農家の結婚を支援する「農婚パーティ」を企画・開催したり、これからの農業の担い手となりうる子どもたちに「出前講座」を行い農業への関心を持ってもらうなど、新たな取り組みを積極的に行っています。

あいち海部農業協同組合

従業員数 364名(2016年3月現在)
所在地 愛知県津島市大縄町9丁目63番地
事業内容

【農】にまつわる営農・指導事業、販売事業、利用事業、購買事業
【生活】にまつわる介護事業、やすらぎ事業、資産管理事業、燃料・店舗事業
【金融・保険】にまつわる信用事業、共済事業

採用目標 20名程度(2017年度)

Q

なぜアドバHRSを選んだのですか?

元々は別の会社に採用業務をお願いしていたのですが、正直に言うと対応に不満を感じていました。ちょうど採用の競争率が高まってきた数年前。内定辞退者が増えてしまったのですが、それに対するアドバイスや提案があるわけでもなく、非常に困っていました。そこで思い切って違うところに依頼しようと思った時に出会ったのがアドバHRSさんだったのです。担当してくれた営業の方の対応がとても良かったのが強く印象に残っています。採用の最新動向や他社の取り組み事例などの情報を定期的に提供してくれたり、初めて名古屋市内で自組合説明会を開催した時には、自ら様子を見にきてくれるだけでなく、細やかなアドバイスをどんどんしてくれたり。私たちに寄り添ってくれる姿勢が好印象でしたし、非常に頼りになりました。

Q

どんなサービスを提案されましたか?

2年前から、農学部出身の学生の採用を強化するという方針を立てていました。しかし、農学部生ですら、多くは農業協同組合がどんな事業をしているのかほとんど知らない状況です。そこで、あいち海部農業協同組合への理解を深めてもらうため、自組合説明会に参加する学生に事前送付する採用パンフレットを提案していただきました。
まず驚いたのは一風変わったデザイン。いちごが並んでいるビジュアルのパンフレットが、ダンボール箱に似せた台紙にセットされているのです。思わず中身を読みたくなる工夫に、なるほどと膝を打ちましたね。中には、若手が活躍する姿を前面に出したり、キャリアステップについて視覚的に分かりやすく伝えるなどの工夫を盛り込んでくれました。営業の方自身、はじめは農協についての知識はなかったようなので、かなり勉強してくれたんだろうなと思います。
もうひとつの課題としては、組織規模の大きいJAさんに比べると学生に対する認知度が低く、説明会に学生を集めるのに苦労していました。「会社へのアクセスのしづらさも参加学生数に影響している可能性があるので、名古屋市内で開催してみてはどうか」とアドバイスいただき、試してみると非常に集まりがよくなりました。また、初めてOBOGを交えながらディスカッションする時間を設けたり、保険・金融業務でも農学部の知識が活かせることなどをアピールすると、学生の反応が非常によかったのです。細かな助言が効いている実感がありました。

Q

実際おつきあいしてみてどうでしたか?

今年は17名採用、去年も28名を採用と、目標通りの結果を出せました。例年と比べて内定を出したい学生が大幅に増えただけでなく、内定辞退率もアドバHRSさんにご協力いただく前と比べて、かなり低く抑えることができました。加えて、農学部生の内定者の割合が高かった点も満足しています。地方の大学に通う、地元が愛知の農学部生のUターン採用もできました。説明会参加学生のアンケートを読むと、例年に比べて企業理解が深まっている印象を受けたので、うまく動機形成できていたのではと感じています。
実は採用に限らず、新入職員研修やライン長研修など、人材育成・定着のサポートも幅広くしていただいています。人材の定着については、入社1年目の離職率が高いことに悩んでいたのですが、彼らを対象にアドバHRSさんから悩み相談室の時間を設けてもらいました。そんな取り組みもあってか、今年の離職率はなんとゼロ。私たち上司が彼らの話を聞くとお説教になってしまいがちですが(笑)、中立的な立場で相談に乗ってくれる人の存在は、想像した以上に大きかったようです。こんな風に、採用だけでなく人材の定着・育成に関する悩みも包括的に解決してくれる存在がいることは心強いことです。今後も私たちに変わらず寄り添ってくれることを期待しています。