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在来線、新幹線、地下鉄、私鉄など、鉄道運行に欠かせない電気設備の設計工事を専門に行う日本鉄道電気設計株式会社様。鉄道に関わる電気設備には電車線・発電線・送電線・信号システム・配電システム・情報通信がありますが、列車の運行に必要となる電気設備の設計を軸に、計画、調査、積算、施工管理業務、コンサルティング業務まで幅広く行っています。
新たな路線の開業や延伸の際はもちろん、設備更新の設計にも日々対応するため、同社の採用ターゲット像は、設計業務や細かい作業にも地道に継続的に取り組める人物。さらに、新たな都市交通として注目されるLRTや、アジアを中心とした鉄道の近代化を目指したプロジェクトにも参画しているため、様々なお客様とコミュニケーションを図りながら社内でも連携して設計全体を取りまとめられる方を求めています。そのため電気電子・機械系を中心とした理系全般の学生を対象に、近年はさらに文系技術職採用も開始しました。
日本鉄道電気設計株式会社
従業員数 | 281名(2024年4月1日現在) |
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所在地 | 東京都北区堀船一丁目29‑13 NDK第二王子ビル6階 |
事業内容 | 鉄道電気設備の計画、調査、設計、積算、施工監理、コンサルティング(発変電/送電線/電車線/配電/信号/通信) |
採用目標 | 技術系10名、事務系1名 |
Q
なぜアドバHRSを選んだのですか?
従業員数300名弱の企業である当社は、採用活動において応募者数が横ばいで続く中、大手企業に競り負けることが多く、近年、選考移行率・内定承諾率ともに思うように上がらないという状況に陥っていました。こうした課題を解決する前提として、私が現在の部署(人財戦略ユニット)に異動したタイミングで、あらためて採用目標人数を設定。これまでは、必要数採用に至らなくても時期が来たら採用活動を終了するというスタンスでしたが、目標人数を達成するまで継続するという方針に変更しました。また、母集団を増やすべく(1)インターンシップを年12回実施(2)当社の業務内容と親和性が高い採用重点校との関係性の強化、という2点を試み、接触機会を増やすことに注力。例年4-5人の採用でしたが、2025年は10名の採用に至りました。この好循環を持続していくべく、長年当社の採用活動を支援いただいているアドバHRSさんに次なる一手をご相談。学生の感情に響く「会社説明会用の映像」と「採用パンフレットのリニューアル」を依頼しました。
Q
どんなサービスを提案されましたか?
会社説明会用の映像は、大手とは異なる”当社らしさ”を学生の心に刻みたいという思いから「泣ける動画」というオーダーをさせていただきました。打ち合わせの段階から、当社の技術や思いが過去から未来へ、そして若者へとつながっていくというイメージを提案くださったので、期待しながらお任せしました。撮影は当社が設計に携わった高輪ゲートウェイ駅で実施。当社の最新の実績も知ってもらいながら、「鉄道インフラ」という社会的意義のある仕事に携わる誇りや、設計技術が受け継がれていく尊さが、1人の成長物語を通したものに仕上がりました。手前味噌ですが胸がグッとアツくなる内容で、映像のおかげで学生の心を惹きつける入口ができ、大変満足しています。
採用パンフレットでは、「働く人」によりフォーカスした内容に変更し、各技術部門の社員6-7名にインタビュー。入社後のキャリアパスが分かるような構成で、形も変型サイズにして、珍しさと手元に置いておきたいと思わせる仕上がりにしていただきました。接触機会を増やしながら、こうして映像を入口に、パンフレットやホームページから興味が深まり、当社で働く未来をイメージできる動線ができました。当社を第一志望とする学生が増え、他社で内定をもらっている中から最終的に選ばれる存在になれたことは大きな収穫です。アドバHRSさんからはリクナビの内容やインターンシップのコンテンツについても助言をいただき、内容をさらにブラッシュアップできたことで、より我々の思いを学生に伝えきる形に土台を整えることができたと思います。
Q
実際おつきあいしてみてどうでしたか?
2017年頃からのお付き合いになりますが、質問・相談・ざっくりとしたオーダーまで、投げた球はいつも丁寧に返してくださり、その信頼は揺るぎないものになっています。特にアドバイスをいただいていてありがたかったのは、Web説明会の実施判断です。2月から選考が始まることを踏まえて1-2月にはWeb説明会を実施せず、対面の説明会のみで学生が集まれば、選考に移行する人数も確保できると想定していました。そのことを共有すると、今すぐWebでも実施すべきという助言を受け、急遽設定しました。前年の選考移行率が高くても今年も同じとは限らない上、選考に移行した学生全員が受諾する保証もない。今の学生たちの動向を敏感に感じていたアドバHRSさんだからこそ、選考への移行人数をしっかりと確保するためにもWeb開催もすべきだと冷静に判断してくださり、本当に助けられました。こうした学生の様子や他社の採用状況を細かく共有してくださるので、採用活動の継続・終了の判断に迷っても、自信を持って見極めができるようになっています。
当社の採用は新卒が中心ですが、これからは通年採用が主流になっていくでしょうし、中途・リファラル・カムバック採用など多様な手法で取り組む必要が出てくると思います。そのためには、「さらに情熱を持って採用活動に取り組める人材の育成と組織づくりが必要」と、次のフェーズへの助言をアドバHRSさんからいただきましたので、今後も我々が持っていない知見から、採用力が高く継続できるアドバイスと支援を期待しています。