お客様の声
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駒田印刷株式会社様は大正12年の創業以来、ポスター・パンフレット・カタログなどの商業印刷を中心に、近年では印刷媒体から展開して、WEBサイト、動画、電子書籍といったデジタル媒体の制作やオリジナルグッズなど幅広く手掛けています。総合印刷業としてメディアの多展開化を図りながら、ワンストップで提供できる点が強みとなっています。
採用では主に営業職の定期採用を行なっていますが、社内の状況に応じてグラフィックデザイナーや印刷オペレーターも募集しています。特に営業職においては総合印刷業として様々な商材を扱うため、フットワークの軽さに加え、お客様との細かな確認・調整に対して迅速かつ細やかに、粘り強く対応するスキルが必要になります。営業力・根気強さ・丁寧さのバランスが取れた人材を求めています。
駒田印刷株式会社
従業員数 | 80名(2024年11月現在) |
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所在地 | 愛知県名古屋市中区平和 二丁目9番12号 |
事業内容 | 商業印刷(カタログ・ポスター・DM・チラシ等)、出版(書籍、定期刊行物、新聞等)、ホームページ制作、動画編集制作、情報加工処理(システム開発・データ処理)など |
採用目標 | 法人企画営業職:1〜5名 |
Q
なぜアドバHRSを選んだのですか?
私が採用担当になった2019年にまず感じた課題が、離職率の高さでした。原因を探る中で、学生に対して当社の仕事内容や職場環境、求める人物像などの情報提供が十分でなかったことに気づきました。その結果、学生は当社への理解が曖昧なまま入社し、入社後に認識のズレが生じて早期離職につながっていたのです。以前からアドバHRSさんには求人媒体の原稿内容やその運用等で支援いただいていましたが、今回は「採用のミスマッチ」を中心にご相談。採用ツールやアプローチ方法について意見をもらう中で、ターゲットと年齢が近い営業担当の方からの率直なフィードバックは、就活生の心理や実情をリアルに捉えており、どれも納得感のあるものでした。これを機に、採用ミスマッチの解消に向けた具体的な取り組みと、採用後の受け入れ体制の強化を進めることになりました。
Q
どんなサービスを提案されましたか?
ミスマッチの解消においては、まずは求人原稿の見直しから始めました。アドバHRSさんからの「自分に合うかどうかを重視する学生の目線に立った内容を」というアドバイス受け、採用メッセージの明確化と、学生が知りたい情報を押さえた内容に刷新しました。また、インターンシップの開始時期も前倒しし、若手社員が座談会や体験会などに参加するプログラムを充実。学生が「働きやすさ」や「人間関係の良さ」を重視するという助言をもとに、3〜4年かけて試行錯誤を重ね、今では当社の採用活動の定番となっています。こうした採用情報の見直しや若手社員の積極的な関与により、学生の会社理解が深まり、採用人数が増えたことは大きな成果でした。一方で、アドバHRSさんからは「受け入れる側」である現有社員の意識改革と社風の改善についても提案をいただき、2023年から階層別の研修をスタートしました。若手・リーダー・管理職という異なる対象に向けて【1.若手社員研修:営業職の役割理解とマインドの醸成、具体的な営業スキルの共有】【2.リーダー研修:管理職としての基礎的な知識や姿勢】【3.マネージャー研修:若手の価値観理解や世代間ギャップの解消】といった研修をアドバHRSさんに実施いただいています。特に「誰がどんな仕事に取り組んでいるのかが初めて分かった」という社内の声が多く寄せられたのは印象的でした。研修を通じて互いに目を向け、仕事への思いや背景を共有する機会が生まれたことで、理解し合おうとする社風が少しずつ醸成され、組織全体の力が高まっていると実感しています。
Q
実際おつきあいしてみてどうでしたか?
2019年からの大きな課題だった「離職率の高さ」に対し、アドバHRSさんには求人媒体での効果的な運用方法やインターンシップ内容の見直しをはじめ、階層別研修の実施を通じた「全社員が人材育成や採用に主体的に向き合う企業文化」の定着に至るまで、継続的にご支援いただきました。例年4〜5名だった採用が、2025年春入社では8名にまで増加したのは、アドバHRSさんとの定期的かつ密度の濃い打ち合わせのおかげです。就活生の実情をリアルに捉えたアドバイスにより、当社でもきめ細かなフォロー体制を確立することができました。また、若手社員が採用活動に加わったことで、学生にとっての企業理解がより深まったのは間違いありません。そして今後は、その新入社員たちが先輩となり、就活生に「伝える側」として関わっていく。そんなサイクルが生まれ、継続できることに手応えを感じています。そのためにも、「採用する側」「育てる側」である私たち自身の意識や姿勢を、今後もアップデートし続ける必要があると強く感じています。
ちなみに、階層別研修ではアドバHRS代表の小椋さんに講師兼ファシリテーターを務めていただきました。社外の方でありながら、営業職のメンバーにとってロールモデルとなるような存在となり、大変ありがたく思っています。今後も、イマドキの学生の就職観や動向、変化の激しい採用市場の実情をふまえたアドバイスをお願いしたいと考えています。また、他社の採用に関する成功事例なども、ぜひ多く共有いただけたら嬉しいです。